日本では昔から、「歯医者は歯が痛くなってから行くもの」と考えられがちでしたが、徐々に予防歯科の概念も広まりつつあります。

 

とはいえ、「予防歯科ってなにをするところ？」と不安や疑問を感じられている方も少なくありません。

 

そこで今回は、予防歯科ではどのような診療を行っているのかを詳しく解説します。

 

お悩みがあればお聞かせください

 

予防歯科では、一般の診療と同じように問診から入ります。

 

普段の生活でお困りのことやお口のお悩みについて詳しくお聞かせください。

 

これからの治療に反映させていただきます。

 

また、あらかじめご記入いただいた問診票をもとに、歯科医師からいくつかの質問をさせていただくこともあります。

 

口腔内の検査

 

予防歯科では、歯周基本検査や口腔内診査などを行います。

 

歯周病やむし歯の有無はもちろんのこと、それらの病気が発症しやすい状態ではないかどを詳しく調べます。

 

また、必要に応じてエックス線撮影を実施することもあります。

 

これは肉眼では確認することが困難な病変を見つけるためです。

 

お口の中に何らかの異常が見つかったら、応急処置を行うことがあります。

 

ブラッシング指導

 

患者さんの磨き残しが多い部分などを調べ、最適なブラッシング法をご提案いたします。

 

歯並びというのは一人ひとりで大きく異なるため、それぞれに最適なブラッシング法を身に付ける必要があるからです。

 

予防歯科では担当の歯科衛生士がしっかりと時間をかけて、ていねいなブラッシング指導を実施します。

 

それを普段の歯磨きで実践していただけたら幸いです。

 

さらに、予防歯科では歯垢や歯石の除去も行います。

 

これらは虫歯や歯周病の原因となるため、専門的なクリーニングを受けることで、そのリスクを減少させます。

 

まとめ

 

このように、予防歯科の診療は、それほど特別なものではありませんが、お口の健康を維持する上で非常に大きな効果を発揮しますので、ぜひ一度当院までお越しください。

 

定期的に予防歯科の診療を受けることで、虫歯や歯周病を徹底的に予防しましょう。

 

スタッフ一同、心よりお待ちしております。