歯周病は、生活習慣病の一種として捉えられることがあり、予防するにはいろいろな点に注意しなければなりません。

 

お口の環境を衛生的にするだけでなく、生活習慣全般にまで配慮することで、ようやく予防できる病気といえます。

 

それだけに、ただ漫然と歯磨きをしていては、気付いた時には歯周病にかかっていた、ということにもなりかねませんので、定期的に歯科を受診することをおすすめします。

 

今回はそんな歯周病予防に役立つ歯科の定期検診について、詳しく解説します。

 

正しいブラッシング法を身に付ける

 

当院でも行っている定期検診では、歯磨きのプロフェッショナルである歯科衛生士が、患者さんそれぞれに最適なブラッシング法を指導させていただきます。

 

普段から磨き残しの多い部位を自覚していただき、プラークフリーな状態を維持できるブラッシング法をご提案いたします。

 

歯周病の根本的な原因は、歯垢や歯石で繁殖する歯周病菌ですので、毎日プラークフリーな状態を作ることができれば、歯周病を予防することも難しくありません。

 

歯周組織検査でリスクをチェック

 

歯科の定期検診では、歯茎の腫れや歯周ポケットの深さ、歯槽骨の状態などを診査し、今現在、どれくらい歯周病の発症リスクが高まっているかをお調べします。

 

必要に応じて、歯垢や歯石の除去などを行い、歯周病を予防できるよう努めます。

 

もうすでに歯周病を発症してしまっている場合は、歯周基本治療を開始いたします。

 

歯周病は自覚しにくい病気

 

歯周病は、強い痛みなどがあまり生じない病気なので、自分自身では気づきにくい傾向にあります。

 

明らかな自覚症状が現れた頃には、歯周病も重症化していることが多く、可能な限り早期に発見したいものです。

 

そういう意味でも、歯科の定期検診を受けることは非常に有意義であるといえます。

 

まとめ

 

このように、歯周病を予防したり、歯周病の症状をコントロールしたりする上では、歯科の定期検診が欠かせません。

 

ですので、歯周病を予防したい、あるいは早期発見したいという方は、ぜひ当院までお気軽にご連絡ください。

 

定期検診を実施して、お口の状態を正確に診断いたします。